三和建設株式会社
東京本店 次長
安藤知広様
Q.

貴社の商品・サービスについて教えてください。

工場建設、特に食品工場建設を得意としています。食品工場は衛生基準が高く、専門知識・技術が必要です。当社はそこに特化しています。
また近年は倉庫建設も増えています。倉庫に関しては大手通販会社の倉庫火災以来、特に危険物を扱う倉庫の改修が急増していますが、地域によって消防法の規制などが異なり、やはり専門のノウハウが必要な領域です。

Q.

ディーキューブのサービスを導入した当時、どのような悩みや課題を感じていましたか?

当社とご契約いただく意思決定者は社長か工場建設担当役員で、新規営業でいきなり会うというのがなかなか難しいです。また食品工場の場合、厳しい衛生管理がありますので飛び込み営業ができません。なので、「商談機会を作る場所」として、自社開催のセミナーを非常に重要な位置づけにしています。企業リストへDMを送付したり、年2回食品系の展示会に出展し名刺交換した方々へ電話でセミナーの案内をするという流れでやっていました。ところが、とにかく集客が大変で、東京・大阪の各拠点で5名ずつ計10名の営業担当と事務員さん総出でセミナー1回に対して10人日以上の工数がかかります。当然ながら、進行中の案件にも十分な時間を割くことが出来なくなってしまいます。さらに、それだけ頑張ったにも関わらず、当日のドタキャンが多いことも深刻な悩みでした。

このように商談につながる以前のセミナー集客で社員が疲弊してしまうような状態でした。営業には進行中の案件に注力してもらいたい。そのために集客活動については外部パートナーへ任せたいと思い、ディーキューブのサービスを利用しはじめました。

Q.

ディーキューブのサービスを導入して、悩みや課題は解決・改善されましたか?

ディーキューブのサービスにお願いした直近のセミナーは非常に効率よく集客をしていただいたと思っています。インサイドセールスのプロである担当者さんの「多くの接点を作ったお客様ほど、セミナーの認知度が高くなり、参加率が増す」というアドバイスのもと、ターゲットとのこれまでの関係値や確度に合わせたアプローチを実施していただきました。自社で保有していた企業リスト・名刺リストを統合・一元化し、情報を整理するところから、保有情報に応じた接触方法のパターン化を提案していただくまで、非常にスピーディーに対応していただきました。

保有情報に応じた接触方法のパターン化とは、例えば「企業情報有+名刺有」の場合は、ネットからのポスティング+電子メール+紙DM。さらに、Webの閲覧履歴を確認し、その後にお電話をする。名刺が無い場合は、ネットからのポスティング+紙DMにて案内し、Webの閲覧履歴を確認した後に、お電話をする、といった形です。

その結果、セミナー開催1か月前には、満員御礼状態となりました。しかも、ドタキャンが殆どなく、今までお会いしたことが無い企業の方々が多くご参加いただけました。

従来は前日までセミナー集客に奔走していた営業は、「集客活動から解放されラクになった!」と全員が大喜びでした。セミナーにかかる営業活動を削減でき、本来の営業活動ができるようになりました

Q.

ディーキューブのサービスを導入して、営業効率化以外に感じた効果や得られたものがあれば教えてください。

社員が自分たちにしかできない業務に専念できるようになったことが大変うれしいです。というのも、当社は従業員満足度を重視しています。建設会社の労働環境は非常に過酷です。現場の社員は夏には50度を超えるような灼熱地獄の中で、工期を遅らせないよう、現場監督をしなくてはいけない。営業は少ない人数で多くの案件を並行管理しなくてはいけない。建設業界の人材不足は今後ますます深刻化していくでしょう。ですから、当社で働いてくれている社員にはより付加価値の高い仕事をやってもらって、今よりももっと従業員満足度を高めたいのです。そのために外部に任せることができる業務は外部パートナーを上手く使っていきたいと思っていたところで、ディーキューブのサービスには非常にいい手ごたえを感じています。

Q.

どのような会社にディーキューブのサービスをおすすめしたいですか。

当社はオーダーメイドの商売ですが、使ってみて合うだろうなと思うのは売りモノが明確な会社ですね。売りモノがあって価格が決まっていて、できるだけ営業や販売に無駄な労力をかけないで売りたい会社さんにはおすすめだと思います。ディーキューブのサービスでは、お客様との商談後に担当営業に代わってヒアリングをしてくれる「商談レビュー」があります。契約しなかった理由や、契約の決め手になったポイントなど、お客様の本音をフィードバックしてもらえるので効率の良い売り方がわかり、商談確度が上がると思います。